「サービスをリリースしたいけど、いつもバタバタして計画倒れになりやすい…」そんな風に感じたことはありませんか?
今回は、サービスをリリースする際に計画を立てることの重要性や、その立て方のコツをお伝えします!
なぜリリース前の計画が重要なの?

「サービスをリリースしよう!」
そう思った勢いそのまま、SNSで発信したり、新しい仕組みを導入したり、計画を立てる前にどんどん行動してしまっていませんか?
その行動力は素晴らしいのですが、あとから予定が追いつかず、困った経験はありませんか?
やることが多すぎて進めない原因
サービスリリースの際、考慮するべきことは思いの外たくさんあります。
- 申込開始、受付締切などの各種日程を決定
- お申し込み導線の設計
- 告知の方法や日程を検討
- イベント系なら、当日のタイムテーブル、資料、導線設計
- ご案内ページやその文章の作成
…
とにかく数が多く、どこから手をつけたらいいのか迷ってしまうことも。
結果、作業が行ったり来たりになってしまい、思うように進まない経験がある方も多いかもしれません。
計画なしの行動が遠回りになることも
どんな作業にも終わりはないもの。
ですが、一つ一つを完璧にしてから…と思っていると一向に先に進まず、リリースが先延ばしになったりタイムオーバーになる可能性も。
そのため、「いつまでに、これをやる」といった全体を見通したプランニングが必要になってきます。
リリースに向けた計画の立て方【3ステップ】

今回は、全体を見据えてプランを立て、スケジュールに落とし込む流れをお伝えします!
① ゴール(リリース日・内容)を明確にする
サービスのリリース日や内容をしっかりと決めましょう。
「内容は決まっているけれど、リリース日を決めていない」あるいは「リリース日は決まっているけど、内容が曖昧」という状態のまま走り続けると、計画倒れが起こりやすくなります。
微調整の部分は後からでも大丈夫ですが、
- 何月にリリース予定?
- サービスの形式は?イベント?セッション?セミナー?
- どんな目的で行うもの?
を定めてから動き出しましょう。
② タスクを洗い出し、整理する
内容が決まることで、タスクが明確になっていきます。
例えばスケジューリングのセミナーを開催するなら、
- 決済方法を確認する
- 申込フォームをつくる
- ご案内ページを作る
- 当日の流れを決める
- 当日の資料を作る
- 前日にリマインドメールを送る
- 事後アンケートなどを作る
などが必要なタスクに。
もちろんこれらは「セミナーより、個別セッションでやった方がいいかも!」など方向変換した場合、全て変わってくるので、最初のゴール設定がいかに重要かがわかります。
また、タスクが決まったらそれぞれどれくらい時間がかかるのかも見積りましょう。
③ 優先順位を決め、スケジュールに落とし込む
必要なタスクを優先順位を意識して実際のスケジュールに落とし込みます。
この時、順番を決めるだけではなくそれぞれのリミットを設けます。
どのタスクも基本的には「突き詰めていけばいくらでも改善できてしまう」もの。
細かいところに注目し続け時間切れになる前に、「この日を過ぎたら、終わってなくても次の作業に移る」というリミットを決めておきましょう。
サービスリリースを成功させるためのプランニングのコツ

ここで、簡単にスケジュールに落とし込んでいくコツをお伝えしますね。
小さく区切って進める
例えば「資料を作る」だけだと、結局「資料作成は、何からしたらいいの??」と行動が止まってしまいます。
なので、
- 流れを考える
- スライドのイメージを考える
- Canvaで大枠をつくる
- 細かい装飾をつける
- 全体を見て最終調整する
のように、さらに細かくタスクを分け、スケジュールに落とし込んでみましょう。
「時間がない日」に詰め込まない
予定管理を「仕事」「家庭」「プライベート」のようにきっちり分けてしまっていませんか?
綺麗に分けていたとしても、作業するのはあなた一人。
日中はプライベートで忙しかったのに、夜には起業活動をがっつり詰め込む…こういったスケジューリングをしていると、必ず無理が生じます。
「プライベートが忙しい時は、起業活動は詰め込み過ぎないようにする」ということを、スケジューリングの段階から意識しておきましょう。
「決める時間」もスケジュールに入れる
プランニングやスケジューリング、タスク整理のコツをお伝えしましたが、これらを考えることにももちろん時間が必要。
「プランニングに時間をかけるくらいなら、さっさと行動に移したい!」という方もいらっしゃると思いますが、それによって「計画倒れ」が生じ、思うような形でサービスがリリースできないことも。
なので、「計画を立てる時間」「優先順位を決める時間」もプランにしっかりと入れ込みましょう。
最初からプランニングの時間が考慮されていれば、「こんなことを決めている場合ではない…」という焦りからも解放されます。
迷ったら誰かに相談するのも大切

計画に迷いがあるときは、早めに壁打ちを
とはいえ、サービスの内容、流れ、タスク整理、優先順位づけ諸々を自分一人で進めるのはなかなか大変なもの。
特にサービス内容に関しては、どんなに最初にきっちり決めていても迷うことが多く、第三者の意見が欲しいときもあると思います。
そんな時には、早めに壁打ちを。
自分がどんなサービスを出したかったのか、どんな部分で迷いが生じているのかを、第三者に聴いてもらうのがおすすめです。
ひとりで抱えない方が、スムーズに進められる理由
第三者から意見をもらったことで新しい道がひらけた!ということはよくあるのもの。
また、意見やアドバイスはなくとも「これで大丈夫!」と背中を押してもらい、安心して行動に移すことができるようになります。
これは、サービス内容に関してだけでなく、導線設計やプランニングに関しても同様です。
まとめ|計画が立てば、あとは動くだけ

完璧な計画より「見直せる前提」の計画を
計画を立てることの大切さをお伝えしましたが、最後に大切なことを。
それは、「完璧な計画を立ててから進めよう!」と思わないこと。
それよりも、変更があったときにも見直しがしやすい、「余裕を持った」プランニングを普段から意識することが大切です。
あなたのやり方で、まずは小さく始めてみましょう
なかなか行動に移せない…
いつもギリギリになってしまう…
そんなお悩みは、しっかりとプランを考え、スケジュールに落とし込む習慣で解決されます。
行動が決まっていれば、あとは動くだけ。
ぜひ、あなた自身に無理のないプランニングを考えてみてくださいね。