MOSHの手数料は高い?実際に使って感じたコスパと機能のバランス【ひとり起業向け】

ひとり起業家さんがサービスを販売する際、「手数料がかからないように、自分でお申込み導線を構築するか」それとも「手数料がかかるけれど、システムを活用するか」は迷うポイントだと思います。

こちらの記事では、予約サイトシステムである『MOSH』を実際に活用している私が「MOSHの手数料は、実際の機能に対してどうなのか?」をお伝えしたいと思います!

目次

MOSHってどんなシステム?

MOSHのホームページ https://mosh.jp/

MOSHはサービス販売に特化した予約サイトシステム

「MOSH」は、サービスを販売する際に使える予約サイトシステム

ひとり起業家さんのように自分のサービスをオンラインで販売したい方や、ココナラやストアカのようなプラットフォームを使わずに自分のブランドでサービスを案内したいときなどにぴったりです。

予約・決済・クーポン発行・メニュー管理など、必要な機能がひとつにまとまっており、サービス提供の流れをスムーズにしてくれます

よくある決済方法は「銀行振込」や「PayPal」だけど…

ひとり起業家さんがサービスを販売する際、決済方法としてよくあるのが「銀行振込」や「PayPal(ペイパル)」の利用。

ただこの方法には、口座を相手に伝える不安や、PayPalの操作の複雑さなど、気になる点も多いのが実情です。

私自身も最初はこれらの方法を検討していたのですが、「個人の講座を知らない方に教えるって不安だな…」「PayPalって使い方が難しい…」と感じ、サービスを販売する心理的なハードルが上がってしまいました

MOSHを使おうと思った理由は「安心感」と「わかりやすさ」

そんな中、MOSHを使ってみようと思ったのは、実際にMOSHを使ってサービス販売されている方を見かけたことがきっかけ。

予約ページがしっかりしているのはもちろんのこと、決済までの導線もスムーズで「販売ページがしっかりしていて、安心してサービスを購入できるな」と感じました。

当時、自分のブログにサービス内容を載せ、そこにPayPalの決済用URLを貼り付けて販売…という導線を検討していたのですが、「MOSHを使えばサービスのご案内や決済システムをきれいにまとめることができ、お客様から見ても安心できる販売ページを作ることができるのでは?」と導入を決めました。


MOSHを実際に使って感じたメリット

決済手数料とシステム利用料のみで使えるのが魅力

MOSHは初期費用・月額利用料が不要で、売上が発生したときだけ手数料と利用料がかかる仕組み(決済手数料3.5% + サービス利用料3.0%+99円、2025年5月現在)。

月額制のシステムを使う場合、売れるかどうか分からないサービスに対して固定費が発生するのは大きなリスクですが、MOSHなら金銭的なハードルが低く、導入しやすいのが魅力です。

売上が出たときだけ手数料・利用料が引かれるというスタイルは、スタートアップのステージにいる方にとって、非常に相性の良いシステムだと感じています。

MOSHのトップページにあるように、初期費用と月額費用が不要です。

クーポン機能や限定公開が便利で自由度が高い

MOSHでは、クーポンを発行して価格を自由に調整することが可能。

「コミュニティのメンバーには少し割引で提供したい」のように、販売価格に柔軟性を持たせることができます。

また、「限定公開」のURLも発行できるため、サービスページを一般公開せず「このURLを知っている人だけが申し込める」という販売方法もOK。

私自身、起業初期は「申込ページをネット上に出すのがちょっと怖い…」と感じていたのですが、MOSHのこうした機能をうまく活用することで、理想の販売スタイルを無理なく実現できたと感じています。

限定公開機能は、URLを渡した方のみお申し込みページが閲覧できる機能。
コミュニティ内での販売などに便利です。

銀行振込でも口座情報を伝えなくてOK

「サービス料を振り込んでもらうのに、自分の口座番号を伝えるのってちょっと抵抗がある…」と感じたことはありませんか?

たとえ自分がクリエイター(販売者)側であっても、個人情報を直接やりとりすることに不安を感じる人は少なくないと思います。

MOSHでは銀行振込にも対応していていますが、その振込先はMOSHが指定する銀行口座、つまり自分の口座情報をゲスト(購入者)に伝える必要がないのです。

もちろんその分の手数料は引かれますが、ゲスト側にとっても、「MOSHというサービスを介して支払う」という安心感があるのではないでしょうか

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MOSHの気になる点・惜しいところ

申し込みページの装飾がややシンプルすぎる

MOSHの申し込みページはとてもシンプルで、自由な装飾や構成はあまりできません(一応HTMLを使えば太字や文字色の変更はできますが、デフォルトの機能ではないので使いにくいかもしれません)。

特に、写真を文章の途中に挿入するなどの自由度は低く、トップ画像のスライドでしか写真を見せられない点が惜しいところ。

よく言えばシンプルで使いやすいのですが、サービス誕生の裏側や自身の思いなど、申し込みページにストーリーを盛り込みたい方の場合は少し物足りなさを感じます

そのため、私はサービス内容の案内は「ペライチ」で作成し、決済だけをMOSHに任せる形で併用しています。

実際のお申し込みページ。
サムネイルは設定できますが、文章の途中に画像を挿入できない他、
文字の装飾もデフォルトでは不可。

スマホ向けデザインなので、PCではやや見づらさを感じることも

MOSHはスマホでの閲覧を前提に設計されており、スマホからの利用には適しています。

ですが、パソコンで見ると左右に大きな余白が出てしまい、少し間延びして見えるのが気になる点

サービス設計や確認の作業はPCで行うことも多いため、「PC表示のデザイン性」や「大きな画面で確認したい」という方にはやや不向きかもしれません

こちらがPC上での編集画面。
スマホでの表示を基本としているため、PCで編集する際は両側に余白が出ていることがわかります。

MOSHはこんな人に向いています

無形商品を販売したい方

MOSHは、オンライン講座やzoomセッションなど、無形商品を販売する人に向いています。

Zoomと連携すれば、予約と同時にURLが発行され、自動でお客様に通知される点も便利です。

さらに、アンケート機能などを使えば「Zoomセッション前に事前アンケートに答えてもらいたい」などのニーズも満たすことができるので、まさに無形商品を販売したいひとり起業家さんにはぴったりではないでしょうか。

PayPalが複雑に感じる方

クレジットカード払いができるという点で便利なPayPalですが、私自身は設定が複雑で使いこなせず、決済システムの設定で疲弊してしまった経験があります。

MOSHは「クレカ決済を、分かりやすく、安心・安全に使いたい!」というひとり起業家さんの要望に答えてくれるシステム。

さらに、日本語でのサポート体制も整っているので、トラブルがあってもすぐに質問できる体制が整っています。

「わかりやすさ」「困ったときに聞ける安心感」を重視する方には、MOSHはとても適していると思います。

スモールスタートで気軽に始めたい方

MOSHは、初期費用も月額利用料もかからないため、導入のハードルがとても低いです。

商品が売れたときにだけ手数料が発生する仕組みなので、コストを気にせず試すことができます。

サービスページは下書き保存はもちろん、限定公開などもできるため、作りながらじっくり整えていくことも可能

「まずは試してみたい」「ゆっくり始めたい」というひとり起業家さんにおすすめの予約サイトシステムです。


MOSHなら「余計な出費なし」でサービス販売がはじめられる

無形のサービスを販売したいと考えたとき、気になるのがシステム利用料や初期費用。

せっかくなら、お金のことは気にせずサービス構築に尽力していきたいですよね。

MOSHはそんなひとり起業家さんのお悩みをカバーしてくれる予約サイトシステム。

お金に関する心配事が最小限で済むのはもちろんのこと、予約管理やデジタル販売など、機能も充実していますので、気になる方はぜひ導入を検討してみてくださいね

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この記事を書いた人

女性ひとり起業家さん専門のプランナー。
サービス設計やスケジュール整理を通じて、無理なく行動できる仕組みづくりをサポートしています。
元・中高教員。

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